1、禅密気功とは
中国禅密気功は、一般国民の長年にわたる研究と病気との闘いの実績により作られ発展し、世界各地で高い評価を得ています。
禅密気功は、長い間、一般の人には知られていませんでした。また、神秘的な部分がありますが、宗教ではありません。
しかし、理論は明瞭、効果は早い、高い。宗教の修行方法より、はるかに分かり易い。独特な教授方法と練習方法を持ち、誰でも体験できる功法です。
 
練習することによって、人間本来固有の潜在エネルギーを誘発し、心身ともに健康になります。その訳は、形(姿勢・動作)、息(呼吸)、意(意識)、気(エネルギー)の内外動きを全て脊椎を中心としながら、功法のレベルを徐々にアップしてゆく練習方法にあります。
中国禅密気功の真髄は密処・脊椎・慧中の三位一体である。
その、根幹は築基功である。
禅密気功の基本功法は、入門功法から上級功法まで、築基功・双雲功・陰陽合気法・吐納気法・慧功・洗心法があります。さらに練習を希望する方には、宇宙と一体になり、心身とも究極的な状態になり「無」の世界に入る研究コースがあります。
2、コースの内容
| コース | 基本功法 | 応用功法 | 
| 入門コース(1〜3) | (1) 入門三功法 (2) 入門築基功
 | (3) 保健功 | 
| 初級コース(1〜4) | (1) 初級築基功 | (2) 双雲功 (3) 陰陽合気法 天地部1
 (4) 陰陽合気法 天地部2
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| 中級コース(1〜5) | (1)中級築基功 | (2) 陰陽合気法 人部1 (3) 吐納気法 1
 (4) 吐納気法 2
 (5) 慧功 1
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| 上級コース(1〜9) | (1) 上級築基功 | (2) 陰陽合気法 人部2 (3) 陰陽合気法 人部3
 (4) 吐納気法 3
 (5) 吐納気法 4
 (6) 吐納気法 5
 (7) 慧功 2
 (8) 洗心法 1
 (9) 洗心法 2
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| 指導範士養成コース (初級、中級、上級)
 | 築気法 | 総合的禅密気功を研究し、築基功を集大成し、 気功瞑想法の土台を作る。
 ・ご自信の健康状態と各功法のレベルチェック
 ・気の運用方法全般(実践・理論)
 教室での指導方法
 (説明技法、発声技法及び理論、
 受講者のレベルチェック方法ほか)
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| 研究コース | (1) 研究築基功 | (2) 天伝法 (3) 灌頂法
 (4) 三密相応
 (5) 霊至法
 (6) 双至法
 (7) 神通法
 (8) 明心法
 (9) 至上法
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3、功法の根拠(背骨と脊椎)
禅密気功の築基功は、人間生命活動の基礎を築く根源功法であり・核心であり、全ての土台となります。究極の密処からの「元気」を背骨(尾てい骨、腰椎、胸椎、頚椎)に廻らせ、慧中まで届かせ、全身の陰陽バランスを整える事が出来ます。結果として、心身のストレスを取り除き、症慢性病の予防と自己治療が可能となり、特に全身に無限のパワーが得られる効果があります。
禅密気功は、「密処の気」を脊椎の動きと意識活動により、「慧中の気」までに届かせ、生れつきのパワーバランスを、常に良い状態にする事で健康又は若帰りになる気功法であります。
背骨はまず一番下に人間生れつきの人類繁栄のエネルギー(気功で言うと「密処の気」)と繋がっていて、一番上は脳のパワー(気功で言うと「慧中の気」)と繋がっている状態となり、両方の「気」の陰陽バランスを常に良い状態にする能動的なパイプです。
 
現代医学でも、背骨周辺に沢山ある神経が人間の脳・全ての内臓器官と繋がり、大事な役割を果たしている事が証明されました。
当然、全ての関節・筋と筋肉の異常も、背骨との関連性が多いものです。勿論、背骨を色々な形で動かす事によって、脊椎と骨髄及び中枢神経まで素晴らしい刺激を与えます。
| 名称 | 効果・効能 | 
| 用手法 | 初心者がとても練習しやすいもので、膝関節・股関節から内臓器官まで良く効く功法です。当然上級レベルまで修行が可能です。 | 
| 回旋法 | 背骨を旋回する事で、全身関連の各部位が楽になり、腰痛・背骨ズレ・肩こりや頭痛など良く効きます。更に脊椎から脳に良い刺激を与え、ストレスを解消する事も出来ます。築基功狃動の土台となります。 | 
| 站庄功 | 基本姿勢の練習と気感の体験、そして「気」をアップする功法です。 | 
| 保健功 | ご自分自身で、疲れ・凝り・痛みなどを改善する功法で、一般の方は予防法として続けて練習すれば、全身気血の流れが良くなります。 | 
| 築基功 | 禅密気功の根幹(核心)と基礎功法であり、生まれ付きの「密処」から「気」を背椎に廻らせ、「慧中」という司令塔まで届いて、全身全ての循環を促進し、バランスを整え、美容・健身及び若帰りの最強技である。初心者の方は心身慢性病の予防と自己治療、体質改善には最も効果があります。 | 
| 双雲功 | 「蠕動」が良く出来た時から、受信と発信を練習し、大自然にある「気」をうまく利用し、脳から全身内臓器官まで活性化しながら、自己診察と自己治療の功法です。更に人を助けるための基本功法でもあります。 | 
| 吐納気法 | 特殊な呼吸法を利用して、内気と外気を交流させて「気力」をアップする功法です。当然、意念活動と手法と合わせて内・外の「気」をコントロールし、内気を放射したり、外気を採取したりする技でもあります。 | 
| 陰陽合気法 (天地部)
 | 自分自身の「気」を宇宙の「気」と交流させ、足りないまたは不足している「気」(陰・陽)を大自然(地、天)から採取し、自分自身の陰と陽バランスを整え、実際に気感を持って宇宙との一体感が得られます。 | 
| 陰陽合気法 (人部)
 | 密処の気を確実コントロール出来た時点から、慧中(第三の目)の力を巧く応用し、潜在能力を誘発しなから知恵を育てる功法です。人間の道徳や精神や人格など、各種問題解決能力のアップに独特な効果があります。 | 
| 慧功 | 密処の気を確実コントロール出来た時点から、慧中(第三の目)の力を巧く応用し、潜在能力を誘発しなから知恵を育てる功法です。人間の道徳や精神や人格など、各種問題解決能力のアップに独特な効果があります。 | 
| 洗心法 | 築基功及び吐納気法を修行してから、自分だけではなく他人に対しても使える施術功法の一つです。いろんな哲学的な方法で患部を探し、症状を確認し、全ての「邪気」を洗い流しながら疾患を施術して行きます。 | 
5、応用功法(瞑想法)内容紹介
| 功法名称 | 内容 | 
| 築気法 | 築基功の集大成であり、気功瞑想法の土台功法 | 
| 天伝法 | 気功瞑想の基本方法を習得する功法 | 
| 灌頂法 | 宇宙空間に無限にあるエネルギーを上手く利用し、瞑想気感を得ながら、心のバランスを調和する功法 | 
| 三密相応 | 三位一体(呪文・手印・意念)になり、強い念力を育てる功法 | 
| 霊至法 | 呪文を唱えながら、宇宙が自分に、自分が宇宙になる功法 | 
| 双至法 | 全ての生命体にある陰陽(男女)のエネルギーを上手く調和し、宇宙と一体になる功法 | 
| 神通法 | 人間の「五感」潜在能力を誘発し、そのパワーをアップする功法 | 
| 明心法 | 「以心伝心」(遠隔を含む)が出来る様に、三位一体になり、「心」が悟れる功法 | 
| 至上法 | 気功瞑想の究極方法であり、五形、五感、五心を統一させ、最高の境地になる功法 |