☆心身共にバランス良く・しなやかに ☆保元堂グループ懇親会議事録 ☆第1回気功士・指導範士合格者 ☆横浜教室気功合宿 ―「心身共にバランス良く・しなやかに」― |
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保元堂 代表 周 清華 | ||||||
「心身共にバランス良く・しなやかに」 −今年の目標 !! 新年 明けましておめでとうございます。昨年は、アメリカ経済の破綻によって、世界経済がその影響を受け、戦後最長の好景気が続いていると言われた日本も、一気にこの大きな不況の波に巻き込まれた一年でした。 さて、この不況がいつまで続くかは分かりませんが、去年より更に厳しい経済状況が続く中、更に自然災害・社会問題等も起こりえるでしょう。その様な中、私達、気功を鍛錬している者として、如何に心身のバランスを整えながら、日々心穏やかに生活していくか?という事が、とても重要ではないかと考えます。むしろ、この様な厳しい状況である時こそ、私達、気功の智慧を授かった者は、率先して積極的に心身のバランスを保ち、平穏な気持ちと心で生きていく手本を見せてなければならないと思っています。 人として生れ、生きている間には、楽しいこと、苦しいこと、辛いこと、悲しいこと、嬉しいこと等々、実に様々な出来事が起こりますが、その時に自らが如何に心の調整をし、心に感じたこの苦しさ、辛さ、悲しさを身体にまで影響のでない程度のものにして行くか?この事こそが、気功の智慧と考えています。その為に日々、私達はどの様な心の状態で生活して行く事が重要か?まず、「心をしなやかにする事」かと考えます。しなやかな心とは? 日本人に馴染みのある「竹」の様に、風が吹けば風に逆らわず、風に乗りゆらゆらと大きく揺れ、しかし決して折れない芯のしっかりとした心。ゆらゆら揺れるのは弱いからではなく、真の強さがあるからこそ揺れる事が出来るのではないでしょうか?真の強さを身に付けるには?様々な人の心を受け入れられる「柔らかな心の器」を持つ事です。 私は、昨年の会報から、皆さんに何度かお願いしていますが、まず、自分以外の方と心の交流をする事で、更に豊な心を育てて欲しい。単に、気功の技を身に付けただけでは、「真の意味の気功」とは言えません。気功の本質とは?・・「自然態であること」自然態とは、この世の中で多くの人に関わりながら生きて行くという事です。この世を一人で生きて行くことや小さな二三人の気の合うグループだけでも生きていけません。ですから、私が考える「究極の自然態」とは、常に様々な人と交流し、良い気場を作り、更に大自然と交流し、良いエネルギーをその大きな気場の中で循環させる事です。 そこで、その気場にいる一人一人(小さな気場)が初めて、真の「気功態」が得られるのではないでしょうか?残念ながら、この真の意味を理解せず、色々な人との交流を拒否したり、気功の技の上達だけに専念してしまう傾向があります。 私は、技の上達の一番の近道は「人に教える」事だと思っています。「人に教える」という事は、完全完璧な難しい事を伝授する事ではなく、自分が学んだ今自分に出来る事を人に「伝える」という事です。人に自分の学んだ事を伝える事で、自分が理解している事がどの程度であるか?本当の自分のレベルが分かり、また、相手から学ぶ事も多々あります。この「己を知る」「相手(人)を知る」という事が気功の技の上達には欠かせない事なのです。 |
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―保元堂グループ懇親会議事録― | ||||||
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<各サークル会の1年の活動状況について> | ||||||
(平塚会) 保元堂の会報をメンバー全員にコピ−して配布する事で、情報の共有に努めた。会の自主活動として、大雄山での特別練習を行った。話合いの時間があり、何人かの方々の入会動機について知る事が出来、仲間として親近感を覚えた。特別練習後、参加者の体験談を話し合い、これらの体験談を文書化し、サークルメンバー全員に配布した事で、会の結束力が強まった。 (横浜会) 会としての活動はいつもの通りだが、12月に大雄山へ散策に行ってきた。10年以上気功を続けているメンバーが多く、意思の疎通と纏りは良いと思う。メンバー全員が役割を持っており、会場予約も交代で行っている。現在、メンバーは8人しかおらず、毎月会の運営としては赤字に近い状況である。又、新人の定着率が悪いのも問題。 (横浜教室)メンバーの自主的な提案と準備によって、2月と11月に横浜教室だけで特別合宿を行った。又、先生の講義内容で理解不足と感じた事は、教室後、昼食を兼ねながら、徹底的に講義内容についての議論と研究を重ねた結果、メンバー同士の結束力と積極性が非常に上がったと思う。 (東京教室)メンバー全員が仕事帰りである事を先生が考慮し、仕事の疲れを取る事を重視しながらも、築基功の練習だけではなく、郭林気功や陰陽合気法、メンバー同士で実際に腕に気を通す練習、夏の合宿に向けた蠕動ならぬ自由動の練習も積極的に行い、バラエティーに富んだ練習内容で、楽しみながらも各人が確実にレベルアップする事が出来た。 |
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<その他参加者からの意見> | ||||||
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<先生からの要望> | ||||||
気功に対する、一人ひとりの考え方ややり方、理解の仕方が違うので、なるべく自分以外のメンバーと交流をして欲しい。交流する事で、自分の理解が深まる事もある。正しく理解していたつもりでも間違っていた事に気づく場合もある。私は、各メンバーの積極的な交流の場として、年1回の全体合宿を開催しているつもりだ。また、自分が出来る事を自分以外の人に伝える(教えるという概念でなくて良い)事によって、自分の理解レベルを正しく知る事も出来る。自分のレベルを知る事で、人は又成長出来るものと信じているので、指導者のレベルでなくても、自分の出来る事は積極的に人に伝えて行って欲しい。保元堂のメンバーは皆、家族と同じだと私は思っている。人の為、会の為に何かをする事は、いずれ自分に戻ってくるので、自分の為になるという事を忘れないで欲しい。 | ||||||
―第1回気功士・指導範士合格者― | ||||||
1月17日(土)横浜県民センターにて、第1回気功士・指導範士の試験が行われ、下記の方が合格されましたので、お知らせ致します。 | ||||||
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―横浜教室気功合宿― | ||||||
平成20年11月15日(土)〜16日(日)に、横浜教室独自の第2回目の合宿を湯河原のウエルシティーホテルで行った。2月の合宿では、徹底的な動きの修正と実際に気の動かし方について特訓をしたが、今回は、更に、気感と体感との違いや集中するという事の徹底的な理解、気のコントロール方法、慧中の力のレベルアップを学んだ。2月の合宿でも一部のメンバーが練習をした。○や□の形を慧中を使って、念力だけで相手に送り、相手が正しく○や□を感知する事が出来るかどうかの練習を今回は全員で行ってみた。慧中の力を強くするには、やはり、その土台となる密処の力を強くする事が非常に重要であるという認識や密処の力が足りない状態で、慧中を使いすぎる事は心身へのバランスが非常に崩れてしまう結果となるという事を改めて学んだ。合宿終了後、参加者の中には、ずっと丹田の温かい気感を感じながら帰宅出来たり、気感の流れを練った飴を想像する事により、より具体的に実感出来る様になった。 | ||||||
☆利自利他 ☆「陰」と「陽」極めて哲学的な思考 ☆気功のお陰で不思議現象を得た ☆和気あいあいの合宿 ☆自然そのものに逆らわない ☆禅密気功の核心に触れ、心新たに 利自利他 |
周 清華 |
早いもので、今年も二ヶ月余となりました。今年の目標「10年若返り」の進捗状況はいかがでしょうか? 前回の会報でも話をした様に、常に初心を忘れず、基本土台の鍛錬を欠かさず行う事=この事こそが、実は老化防止=若返りに繋がる事だと私は考えています。毎日、コツコツと地道に、基本の鍛錬を続けて行く事は、実は強靭な心がなくては出来ません。そして、強靭な心について行けるだけの体力も必要です。この、心と体のバランスのとれた強靭さがあってこそ、毎日の地道な鍛錬つながり、また、この地道な鍛錬を続ける事で、更に、更に強靭な心身が出来上がっていくのだと考えています。 世田谷会の矢代会長は、約四年前から毎週世田谷会と横浜教室(現在の東京教室)に通い、毎朝、松の木と気の交流を続けています、そして、今まで二年置きに大腸検査をして、必ず数個のポリープが出来て、その度に切除を繰り返していたが、四年ぶりに行った大腸検査では、一つのポリープもなかったそうです。ご自分が努力と同時に、会員メンバーとの情報交流も積極しています。 また、昨年の11月に平塚会に入られた小澤さんは、心臓の持病がありましたが、毎朝欠かさず、自分なりの気功練功を続けた結果、医者から進められていた手術もせずに、現在、心臓の持病は安定した状態となっています。そして、ご自分の持病・練習方法等を会員同士に公開し、情報交換しています。 このお二人の共通点は、いずれも、「毎日欠かさずに自分なりの鍛錬を続けている」事であり、そして、毎日やり続ける「強い信念」を持っているという事です。お二人の体の良い変化は、この強い信念と欠かさずに行った毎日の鍛錬の結果だと、私は確信しています。そして、もう一つの共通点は、気功の良さや素晴らしさ、自分の体験を積極的に周りの方々に伝え、時には、教室に誘ったりと積極的な活動をしながら、自分以外の方と交流をしていると点です。 お二人は意識していないと思いますが、積極的に自分以外の方と交流する事で、実は、自分の「気場」は自然と少しずつ強くなって行くものです。「利自利他」・・・これが気功の結果としては最高ではないでしょうか? さて、9月14日と15日に行った陰陽合気法(天地部)を中心にした第六回気功合宿は円満に終了しました。十二名の参加者全員は、今までの「聞く」・「練習」ではなく、「聞く」・「考え」・「質問」・「教える」・「聞く」と変化し、単なる 教えて貰う(受け身)だけではなく、自分が分かる部分を如何に他人に伝えるかという積極的な気持ちで参加型に変化し、全員考え・全員発言・全員と交流という最高の合宿が出来ました。普段は聞けない事・知らない事・集中的にやらなかった事・体感したい事などを、一年に1回しかないこの機会でいろんな方と話をし、違う意見・考え方・集中の仕方などの情報を最大限に吸収し、上手く日常に応用するのが本来合宿の機能ではないでしょうか?!レベルのアップは表の動き・意識方法と気感などがありますが、基も重要なのは考え方を柔軟に変えなれるかどうかと思います。 皆様、「利自利他」で頑張りましょう! ご参加の皆様・ご協力を頂いた皆様、ありがとうございました。 |
「陰」と「陽」極めて哲学的な思考 平塚会会長 内山 繁五郎 |
今年も9月14日から15日の2日間に亘り、周清華先生指導の許、全員相互の意思疎通が円滑・且つ活発に行われた。 開会の挨拶から始まり、疲れとストレス解消のため基本動作の要について、若干の説明後静寂な森の中、清冽な水の流れの音楽を耳にしながら瞑想を行い、身体に休らぎを得た。 今回研修の主なテーマは陰陽エネルギーの調和とし、陰陽合気法(天地部)の1.三円功と2.接地陰と3.通天陽の三部内容で研修して、自分自身の陰陽バランスを整え、体のエネルギーを充実せしめる事にありました。 一日目は陰と陽という基本的な概念から、具体的な功法まで講義と練習を行い、参加者同士(会・教室)の交流なども一つの流れとして積極的に行い、参加者の一体感が生まれたのではないかと感じました。 特に二日目の朝6時30分から、万葉公園における自然環境の中で、前日習得した陰陽調和の理論と技を実際に応用し、この自然にある美しい環境・森の空気・滝水の音・土の香りなど全てを包み込んで、自由な気功をリズミカルに行い、陰陽均衡の許、心身一如の充実感を得て、極めて意義深い研修会であった。 なお、陰陽の具体的な考え方につき、会員各位の意見を自由に述べ、極めて哲学的な思考を巡らす機会を得た事は、興味深いものがあった。 二日間に亘り、周清華先生の熱心な指導により、小人数であったが会員各位の身心に深く充実感を込まれた事であろう。 |
気功のお陰で不思議現象を得た 世田谷会 会長 矢代 瑛 |
今年合宿の最後の日に昼食を弁当から、うどんに変更して頂いた。それは、翌日大腸内視鏡の検査を受けるので、食事制限があったからです。 私は平成16年12月に腰椎滑り症(第5腰椎がお腹の方に5.5ミリ滑った)になりました。朝起きた時に立っても居られない程の激痛で、正に体験した人でないと判らない程のものでした。 西洋医学では手術以外の治療法はないので、東洋医学に頼る事にして、整体師の勧めで、毎朝50分の速歩と患部の冷却に専念しました。併せて、周清華先生の進めで気功の功法(主に回旋と樹木との気の交流、郭林気功等)を取り入れました。毎朝、初めの半年程は涙を堪えながらの苦行で、暑い日か寒い日か、雨の日も、関わらずに続行して来ました。当初痛みが取れるのに3年かかるとの見立てでしたが、2年半でゴルフをやっても感じなくなりました。レントゲンを撮ってもらったところ、第5腰椎の滑りが2ミリ戻って来ました。この回復は、西洋医学では信じられないとの事でした。 この苦行の間は、大腸内視鏡検査どころではなかったので、4年間が空いてしまいました。前回の検査までは2年毎に4度受けて、その都度ポリープを3〜4個摘出して貰ってました。今回は、4年も経ったので、6〜7個はあるものと覚悟を決めて受けましたが、何と1個も見つかりませんでした。自分でも、この不思議現象には半信半疑の気持ちになって、医者に「本当ですか?見落としはありませんか?」と尋ねたほどでした。 この結果を周清華先生にお話しましたところ、先生は私がこの3〜4年気功を熱心修行して、大腸の体質が変わったのでは?とのお返事でした。咄嗟には信じられない思いですが、事実はこの現象の通りでした。 この3〜4年は週2回(世田谷会と東京教室)の気功をべースに、毎朝の功法をやって来ました。特に癌の予防になるという郭林気功をやって来たのですが、効果として現れたのかな?との思いです。今更ながら、気功の効用の有り難味をしみじみ感じている次第です。 |
和気あいあいの合宿 世田谷会 森本 緑 |
第6回気功合宿は私にとって、今回が4度目お参加となります。「陰陽合気法」については、今年の7月に横浜会場で一度受講をしていたのですが、その時は、短時間でもある、その理論も身体の動かし方もよく解らず、なすすべもない未消化の状態でした。今回の合宿で、自然界・日常生活全ての中における“陰と陽”の考え方と具体的な功法について、その理論と実技に時間をかけて繰り返し説明を受ける事により、やっとその概要が“解った”と思いました。築基功の土台の上に積み重ねられる功法であり、体得して行くのはこれからの練習にあるのだということも理解しました。改めて、“始めに築基功ありき”ということも。 万葉公園で早朝練習がありました。目前の山、森と木々、激しく流れる川の水音、その日うっすらと霞がかかった様な湿った空気は、まさに、教わったばかりの“陰陽”のバランスのとれた気が流れている様でした。 今回の参加者は少人数でとてもまとまりが良く、活発な意見交換が行われ、グループに分かれての練習も和気あいあいと楽しいものでした。湯河原の地の環境、今回の合宿テーマと、気脈の通じ合った仲間が出会い、溶け合い、私達の気場を作ってくれたのではないでしょうか。 |
自然そのものに逆らわない 世田谷会 橋本 美代子 |
7月に、陰陽合気法の特別講義を横浜で受けた時は、あまり良く分からないままに聞いていた気がしましたが、今回の合宿で改めて講義を受け、少し分かった様に思います。 陰と陽は条件、環境、時間、空間によって変化すると聞き、また、半分ずつバランスがとれていると聞きました。 初めての合宿で、自然そのものに逆らわないで、エネルギーを得ながら自分自身を整えて、自己パワーをアップさせ楽になること、という意識が強くなって来ました。・・・・・参加なさった他の教室の先輩方が、三円功をしてお腹の調子が整うとか、心臓の痛みが治まるとかおっしゃるのを聞いて、きちんと練習していくと、必ずレベルが上がっていくと思いました。 |
「禅密気功の核心に触れ、心新たに」 東京教室 寺井 裕 |
第6回の夏合宿に夫婦で参加しました。妻は約3年前、私は4年前に東京教室のメンバーになりましたが、昨年までは、何故かスケジュールが合わず、今回が初の参加でした。 蛹動、擺動、扭動の基本動作の後、夜から翌日の午前中まで、陰陽合気法の講義と練習を行いました。私自身は、固い体に少しでも柔軟性を持たせたく、謂わば「体を解す」ことが入会の動機でした。その為、気功の理論面に対する理解が弱く、今までは体系だって考えた事がありませんでした。今回は陰陽合気法の演習を通じて、参加者間で議論をしながら進めたことで、まだまだ入り口にも達していないかもしれませんが、禅密気功における陰陽の考え方・事象の捕え方に、少しは触れる事が出来た気がしています。 翌朝は曇り空の中、自然の中で、我々は夢中で天地と繋がる気の交流を練習しているのですが、通りかかった犬は不思議そうに我々を見ていました。 今回は所属教室を超えて、参加者間の交流が活発に行われたようです。休み時間や食事の席で和気藹々と話が進み、練習の際も真剣な中に和やかな雰囲気が醸し出されていました。こうした人的交流の機会を設けられる事が合宿の醍醐味でしょうが、私にとってはもう1つ、人生の大先輩に当たる方々が、お元気に体を動かされたり、散歩途中の急階段を登られたりする姿を拝見し、元気を頂いた点も収穫でした。 最後に、今回ご一緒頂いた方々にこの場を借りて御礼申し上げます。また来年もよろしくお願い申し上げます。 |
☆初心に戻る・基本に戻る ☆「道了尊気功体験」抜粋 「初心に戻る・基本に戻る」 |
保元堂 代表 周 清華 |
「10歳若返りをしましょう。」-−今年の目標 !! |
今年は約八ヶ月を過ぎようとしているが、皆様は目標達成の為の努力は如何ですか ? 残っている時間は四ヶ月しかありません。 皆様はそれぞれ自分なりに頑張っていると私は確信しています。自分の体の気になる事を治そうとか、家族・友人を助けようとか、今までの健康体を維持していこうとか、または会員同士がお互いに教え合う様に、真剣に考えて真面目に教室に通って練習を繰り返し、自分今のレベルまで上げって来たと思います。非常に嬉しく思っております。 しかし、同時に時々当初の気持ちを忘れ、基本は永遠に強化しなければならない事を無視し、無理して或は自己閉鎖・自己満足の行動を取り、結果的に練習効果が薄くなり、技の習得に自信がなくなり、方向性も失って、どうすればいいかも分からなくなり、人とのコミュニケーションの意思も落ち込んで、心身両方に悪い影響を自分が自分に与えてしまい、自分でも分からない状態という現象が起きているのも事実です。この事が一番、私の心を痛めている事でもあります。 「10歳若返りをしましょう」と言うのは、まず心がその気持ちになっているかどうか、そして行動に移し、目標に向かって実行していくものだと思います。一人一人の会員がそれぞれ違う考え方を持ちながら、会員同士で検討しあい、そこで自分自身の心と体のバランス、初心の自分と今の自分・自分と他人・一人とグループ・人と自然のバランスが調和され、自分に一番効果の高い練習方法、そして柔軟な考え方にするヒントを見いだす事が可能となります。“のんびり” “ゆったり” “しっかり”とした思考を持ち、体感出来る限り自分自身の小宇宙と大自然のエネルギーの流れを堪能し、その大宇宙の中に自分が存在し、その流れの一分子に過ぎないからこそ、その流れに沿って行く事が大事ではないかと思います。「若返りをしましょう」と言うのは心身両方から若返りにして欲しい。 気功の練習は主に心(意識活動)と形(動作)二つ部分があり、統一した矛盾(対立)体にあり、統一とはいずれも気の流れを良くする事(気感を得る事は一つの現象)を目的としているので、動作の練習は初級レベルから徐々に気の流れに沿って(意識する)進む事、気を誘導する為の意識活動も、頭ではなく出来る限り「実感」を持って行う事。両方が統一(融合)した時、最高の気感が得られます。「己を知る、初心を忘れず、易きから努めるよ」。 |
−「道了尊気功体験」抜粋 平成20年5月23日−13名有志者が登った・・・何があったか ? |
平塚会 |
<城田 淳子> 今年は「10歳若返りをしましょう」の目標があり、“積極的に交流する”というテーマを揚げ、小田原から大雄山線にのり20分位の道了尊に行きました。今回で3回目になりますが、天まで届く杉の木のエネルギーに、皆は意欲的に交流し、13名の参加者の交流も話が弾み、体験談などもでました。10年以上の4人の会員が、口をそろえて、なぜこんなに長く続ける事ができるのですか?との問いに、「先生のお蔭様」とl口を揃えて答えました。光化学スモッグ注意報がでて、蒸し暑い日でしたが、木々の間から涼しい風が体の中を蠕動し、とても気持ちが良い状態で、究極の自然体を体験する事ができました。気場の強いサークルや教室に行く事で気持ちが楽になり、心身両面の健康に繋がると先生はおっしゃっていましたが、まさに、それを体験したと思います。 |
<池田 富士子> 最高のお天気に恵まれ、小田原で各自好みの駅弁を買い、電車、バスを乗る次ぎ、お山に登った。長い石段を見上げた時は、愕然としたが、「百里の道も一歩から」に後押しされて登り切った。清涼な空気に包まれた洗心の滝での気功は、心身共に目覚しい回復力を感じた。木々に囲まれて全員で輪になって食べたお弁当の美味しかったこと。食後、二三人の体験談で気功によせる熱い想いを知りました。御自分や家族の病気を先生に相談され、力になって頂いていること、涙なしでは聞けませんでした。私も、この年齢まで、元気で自分の事ができる幸せを噛み締めています。これからも気功に包まれて余生を過ごしたいと念じて居ります。 |
<二見 健吉> 皆様と初めての懇親を兼ねた道了尊研修はいろいろの意味で大変有意義であった。毎日が多忙な私にとって、比較的ゆっくりした時間をもてた事を感謝します。大自然の森林から気を感じる事が出来た。話合いの時間があり、何人かの方々の入会動機について知る事が出来、仲間として親近感を覚えた。気功の習得上の悩みについて意見交換もできた。 |
<大倉 英生> バス停を降り参道を歩き始めてすぐ老大木に会い、思わず手を出してしまい、いきなり大木との交流に入りました。杉の大木も私を待っていたかの様に、チリチリ、ビリビリと私の手の平に感じさせてくれ、気持ちがつうじて来たと嬉 しくなって来た。鬱蒼とした森、大木古木があちこちに見られ、樹木の香りが心を落ち着かせてくれ、心身共にいっぺんにリラックスさせてくれた。感謝です。途中、木々と話合いながら、自然の中にひたっている時間の素晴らしいこと、永いこと。日常と違った場所に来た事により、雑念が更に消えてゆく気持ちになる事が出来た。皆と行った築基功も爽やかな気持ちで目いっぱい楽しむ事が出来た。皆さんとの交流も出来、楽しい一日であった。この時期に来られた事に感謝します。ありがとう。 |
<澁谷 博明> 大木達の生命力に与ろうと手を触れたり、木の中を流れる何かの音を聴いたりしながら行くと、我々は虫と同じ様な小さな生き物の一つなんだという気持ちがしてきた。森から降り注がれる精気は、否応なしに我々を包み込み、母体の中に戻った様な安らかな気持ちにしてくれた。小さな滝の辺りで、瞑想に入り、五体の感覚を全開にし、全身の力を抜いて緩め、入るものを拒まず皮膚からも聴く。風・木・石・緑・水の匂い、水辺のマイナスイオン、森からの精気、地の活力、入ってきながら邪気が体から抜ける、抜けながら入ってくるのだと思っている内に、緑の中に溶け込んでしまう。「終わり」の掛け声で、正気に戻り、皆一様に精気が戻った様だ。自然の中では何も飾る必要はなく、雑事を離れ、力を抜いて大きな懐に入れば良いのだと思い、感謝しながら森を後にした。 |
<小澤 美知子> 近頃歩きの時、喉の奥に痛みが来る事あり、歩調の問題で同行を大変悩みましたが、学びを深める為にどうしても必要に思え、駄目なら一人で戻らせて頂ければ良いと決心出来たのです。森に入った途端その一歩の感触の良さと涼やかで心がほゎ〜んとぬくもる様な空気が心地よく包んでくれ、来て良かったと思えたのでした。仁王立ちしている老木の力強い姿が目に入った時、素直に頑張ろうと思えたのですが、高く遠々に続く階段を目にした時は、狼狽し一人で引き返らせて頂こうと思いました。が、マイナス思考に戻ってしまう気がよぎり、歩き出せました。皆さんの私のペースに合わせて下さっているさりげない思いやり、ずっと荷物を持って下さった曽我さん、そういう応援が嬉しく頑張れたのです。まさしく牛歩戦術のごとくでしたが、喉にあった痛みも薄らぎ、最後の一段を登りきれた時は本当に嬉しく、待っていて下さった皆さんの拍手に重ねて感動、涙が溢れました。滝の元の水神様の前での気功は、とても気分がよく素晴らしい空間に思え、得も知れぬ安堵を味わう事が出来ました。昼食後の皆さんのお話の中の生きた教訓を聞かせて頂け、気功の素晴らしさを学ばせて頂けました。今でも老木の苔むした木肌の温もりがある力強い正気が思い出され、おおらかに前進してみようと思える心のゆとり頂けた一日でした。 |
修正中
☆密処との出会い |
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世田谷会 森本 氏 |
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普段教室で築基功の練習をする際に、先生が毎回必ず「気功態に入って密処に集中して・・・」という誘導の言葉を言われます。 |
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横浜会会長 山川 氏 |
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1.気功態 2.蛹動と擺動 |
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保元堂代表 周 清華 |
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平 塚 会 |
平成18年4月、平塚公民館で禅密気功平塚会の年度総会を開催しました。重要な議題の一つは、如何に会の運営に支障の出ない様に会員数を安定的に確保して行くか? |
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誰でも持っている気は常に流れていて、万物と交流しながら、その威力を発揮しています。 |
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難しい言葉になりますが、「太極形意」はやや難しいレベルの気の状態です。 |
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☆新年にあたり |
保元堂代表 周 清華 |
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周・世田谷会会長・横浜会会長・平塚会事務局長等 |
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気功態の基本姿勢・蛹動と擺動が上手くするコツなどを中心とした内容です。気功態の正しい基本姿勢は、皆さんがご存知のように「三調」をすれば宜しいです。「三調」は、「調身」(形・姿勢)、「調息」(呼吸・吐納)、「調心」(意識・念力)をする事ですが、ここで「調身」(形・姿勢)について、話をしましょう。 |
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☆合宿円満終了ありがとう |
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保元堂代表 周 清華 |
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―雲の流れに乗る― |
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保元堂顧問 内山 氏 |
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世田谷会 森本 氏 |
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―初めての体感― |
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平塚会 森 氏 |
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開会式後、すぐに瞑想世界に入り、 “瀬を流れるせせらぎの音”の音楽を聴きながら、楽な姿勢でゆっくりと頭・首から肩・背中、徐徐に全身まで、身を軽く揺らす様にして行き、丁度全身に水が流れ回れるが如く、脳から内臓器官までの疲労を回復させることが来ました。 |
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保元堂代表 周 清華 |
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―こころサラサラ― |
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静岡在住 檜垣 氏 |
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保元堂代表 周 清華 |
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―創刊にあたり― |
保元堂顧問 内山 氏 |
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保元堂代表 周 清華 |
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